틀:ActorActress 村田 和也（むらた かずや、1964年 - ）は、日本のアニメーション監督、演出家。大阪府出身[1]。
略歴
편집松下電工（現・パナソニック）にインダストリアルデザイナーとして就職して3年目の1989年の夏、アニメ好きに区切りをつけるための記念受験のつもりで受けたスタジオジブリの入社試験に合格[1][2]。スタジオジブリの演出研修制度の第1期生として入社する[注 1][1]。ジブリとしては10月から作画研修の1期生と同時に来て欲しかったが、前の会社の引継ぎもあり、演出の研修を1990年1月からに変更してもらった[1]。同じ時期に試験を受けた1期生に小西賢一、2期生に安藤雅司、吉田健一らがいる[注 2]。『おもひでぽろぽろ』『海がきこえる』などに参加した後、演出のチャンスを求めて出向したパステルのプロデューサーに誘われ、ジブリから移籍する[1]。
その後、オー・エル・エムの設立に参加し、同社の主力スタッフとして活動[1]。1995年に『負けるな!魔剣道』で監督デビューを果たし、1997年には高橋ナオヒト監督のチームに入って『剣風伝奇ベルセルク』で監督補を務めた[1]。その後、ドリームキャストのゲーム『シェンムーII』（2000年）でムービー演出を担当する[1]。煮詰まっていた開発現場に呼ばれ、ほぼ初めてとなる3DCG演出を行った[1]。
オー・エル・エム退社後はフリーとなり、『プラネテス』（演出）、『交響詩篇エウレカセブン』（演出）、『コードギアス 反逆のルルーシュ』（副監督）など、サンライズやボンズの作品を中心に活動する[1]。
2011年の映画『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』で初の劇場アニメ監督、2013年の『翠星のガルガンティア』で初のTVアニメ監督を務める[1]。『翠星のガルガンティア』では原案も担当している[注 3][2]。
人物
편집小学6年の時に『母をたずねて三千里』、中学2年の時に『未来少年コナン』をリアルタイムで見て以来の宮崎駿と高畑勲のファンであり、アニメ業界入りもスタジオジブリ以外ありえなかったと語っている[1]。最初にアニメ制作に興味を持ったのも『未来少年コナン』で、そこで初めて演出という仕事や宮崎駿の名前を知った[2]。
ジブリ在籍中にアニメ業界に独自の規格による24コマのストップウオッチ「1/24秒計」を広めたことで知られる[1][4]。アニメ業界に入った時、アニメ表現において基準となる24分の1秒という尺を計るストップウオッチがないことは、前職の建築分野で専用の計測機器があるのが普通だった村田にとっては一つの驚きだった[1]。そこで、『海が聞こえる』制作の頃にストップウォッチの業者から色々な業界で使う特殊なストップウォッチを特注で作っているという話を聞いた村田は、作画監督だった近藤勝也に相談してアニメ用のストップウォッチを作ってもらうことにした[1]。その後、機械式ストップウォッチの部品の供給がなくなってしまい、新規にはもう作れなくなってしまったが、2010年に日本アニメーター・演出協会の手によって、iPhoneアプリとして復刻された[5]。しかし、そのアプリもメーカーの事情でその後OSに合わせた更新は行われなくなった[1]。
作品リスト
편집テレビアニメ
편집劇場アニメ
편집OVA
편집Webアニメ
편집その他
편집脚注
편집注釈
편집出典
편집- ↑ 가 나 다 라 마 바 사 아 자 차 카 타 파 하 거 너 野口光一. “3DCGの未来 【第36回/2019年12月号】村田和也（アニメーション監督）”. 東映アニメーション. 2022년 2월 1일에 확인함.
- ↑ 가 나 다 “『翠星のガルガンティア』を手掛けた村田和也氏へインタビュー！ スタジオジブリ出身の監督のSF冒険活劇とは!?”. 電撃オンライン. 2015년 3월 31일. 2018년 8월 10일에 확인함.
- ↑ 「宮崎駿の世界」竹書房、2004年
- ↑ “1/24秒計 ストップウォッチ(実機)製作者、村田和也氏へのインタビュー”. 日本アニメーター・演出協会. 2018년 8월 10일에 확인함.
- ↑ JAniCA Watch 1/24秒計ストップウォッチ
関連項目
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